2020/07/22口腔ケアが新型コロナウィルス感染を防ぐのか！？

皆さんは世界中に猛威をふるっている新型コロナウィルスとお口のケアに深い関連がある事をご存知ですか？

本来さまざまなウィルスは人間の何かの細胞に寄生して、増殖します。

専門的なお話になりますが、新型コロナウィルスの場合、ACE2受容体を持つ細胞に感染することが報告されています。

そして、そのACE2受容体は体内のあらゆる所に存在しますが、口腔内粘膜にも豊富に存在していると言われています。

感染予防には感染経路を遮断するのが1番重要なのは、あきらかですよね。

そこで、よく言われるのは『マスク』『うがい』『手洗い』の３つです。

もし、３つの予防法を突破してウィルスがお口の中に侵入したとします。

そうするとこれからのウィルスは舌や喉の受容体にくっついて、増殖していき、いよいよ体内に入り込む事になります。

ここで舌上に停滞するウィルスや細菌を舌ブラシで除去することと、歯垢（プラーク）を除去することが大事になってくると考えられます。

★最新の情報では、、

⚫︎舌の上にAEC2受容体が多く存在しているので、舌清掃が重要である。

帰宅したら、手洗い、うがい、に加えて舌清掃がウィルスの侵入を防ぐためには有効的である。

⚫︎ウィルスは寝ている間に増殖して数千億個まで達する事もあり、その状態で体内に侵入するので寝る直前の舌の清掃も有効であるようです。

お口の中の衛生状態を改善し、食べる機能を整えておくことは、新型コロナウィルス対策と直結しています。

みなさんも、手洗い・うがい　に加えて帰宅時のお口のケアを実践してみてはいかがでしょうか？